Twitter まぐり Magriha | まぐり (@Magriha) のツイート

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『しゅうまつのはじまり』は週末と終末掛けたんだけどそれに気付いてもらえてうれしーーーーーー

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後に残された俺達は地面に伏しながら花沢が遠ざかっていくのを呆然と見つめていた。
「枝野さ〜ん。生きてます?」
取り巻きの一人が力無く呼び掛けてきた。
「惚れた」
「は?」
「あいつにこの黒酢中の裏番をやってもらう」
「まじっすか。え、まじっすか」
「もう決めたんだ。明日また会う」

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「おい待てよ」
肩を掴みぐい、と引き寄せようとした。だが、視界が反転し気付いたら地面に倒されていた。今何が起きた? あんな華奢な体で一回り大きい体躯の俺を簡単に捻じ伏せやがった。
「気安く触るな」
ぴっ、と汚い物に触ったみたいに手を払って花沢は友人達に向き直った。

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「名前? そっちが先に名乗るべきじゃないかな。と言ってもあんたの事見た事ないし興味もないけど。僕達の先輩ですか?」
「な……っ」
いちねんのくせになまいきだ。金髪――後に花沢輝気と判明した――は、俺の横を怯える友人達と通り過ぎた。

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体のすぐ横を取り巻きBが豪速球並みの速さで飛んできた。やったのは金髪の一年だった。片手を振りかざし他の雑魚を下から睨みつけて牽制している。涼しい顔してなんて事しやがる。お前どこぞのゆうしゃか何かか。混乱していた俺は顔と同じくらいの低温を目に湛えたそいつに名前を聞いた。

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二年の頃、入学したてほやほやの一年坊のグループをカツアゲをした事がある。と言っても取り巻きが勝手にしているのを俺はヤンキー座りで傍観していた。腿に肘を突いてぼーっと黒に混じって金髪がいるなとか意外と粘ってんなとか思っていたら取り巻きAが横に吹っ飛ばされた。は? 思わず立ち上がる。

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あ、足りない。まずい。後二百円不足している。テンパっていると背後から財布を覗かれた。ふーん、という目をしたテルさんと一瞬だけ目が合う。
「どいて」
肩に手が置かれぐい、と押し退けられた。ああ、またテルさんに払わせてしまった。

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枝野は冷えピタ剥がしたけど輝気はまだ(少なくとも着替え終わるまでは)貼ってるんだとなるとやや間抜けで可愛い。ちなみに個室で枝野は何をやっていたかというと輝気の残り香がほんの少し二年のフロアにあるのを感じて(錯覚)欲情した結果、個室トイレでナニしてたわけです。ひどい

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しゅうまつのはじまり | 貝 #pixiv pixiv.net/novel/show.php…

6247字でした

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今作は
2053~0103(4h10m。構想なし即興&ほぼノンストップ)
140×42?=5880
でした

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タイトルから内容考える時もあるが逆の場合はタイトルが思い付かなくてツラい

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て、テルさん、と枝野がまたもや感動のあまり涙目になりそうだったので繋いだ手を離した。二、三歩先に歩いて、枝野を振り返った。
「はやく帰ろ。送ってくれるよね?」
「もちろんですよ!」
胸を拳で叩いて気炎を上げる枝野に僕は微笑んだ。

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「じゃあ今度僕の家に来る?」
え、と枝野が大袈裟に驚いた。
「次の日に水泳の授業が無い日だよ。僕見学多いからこのままじゃ成績下がっちゃう」
「補修受ければいいんじゃないですか」
「そういう問題じゃないんだよ。僕は、……何ていうか、胸を張って付き合いたいから。枝野と」

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身なりを整えて、ベッドシーツを整えた。カーテンをゆっくり開け、頭だけ出し無人を確認すると次は扉の前に向かって同じ事をした。
「でもドキドキした。たまにはああいうの悪くないね」
ひとけのない廊下を手を繋ぎながら歩いて下駄箱に向かった。
「ええ……俺は嫌ですよ。邪魔が入るなんて」

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もし覗かれていたらどうなったかな? 翌朝からか、それとも今晩からか生徒達のメッセージアプリで僕達は話題の中心になるだろう。だって校内一の不良と校内一の優等生がデキてたなんてどこの少女漫画だ。僕達は何だかそういう気分が失せてしまい、せめてもの解消としてお互い服を着させ合った。

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僕達はそれから暫しの間固まっていた。やがて汗で粘着力を失った枝野の冷却シートが落ちてきたせいで静寂は終わりを迎えた。僕は胸に緩く張り付いた枝野の冷却シートを剥がして丸めた。
「……どうしようかと思った」
「どうにもなりませんでしたよ……さっきは……」
「覗かれなくてよかったよ」

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に聞かれてしまうのではないかと危惧した。二人分の心音が共鳴して増幅する。枝野のこめかみから流れた汗が顎に伝い、僕の鎖骨に落ちた。冷たい。しばらく枝野の流汗に耐えながらじっと息を潜めていると、足音は扉に向かっていった。ガラッとまた大袈裟な音をたてて扉が開き、静かに閉まった。

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僕達は無言ながら目を見合わせてこの場をどうやり過ごすか意見を交わしていた。冷静さを取り戻したと判断したのか、枝野が唇を離した。お互いの舌先に唾液が伝う。
「っ……は」
熱い吐息が漏れた。心臓が肋骨を突き破って出てきそうなほど高鳴っていた。それは枝野も同じで、カーテンの向こうの誰か

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僕達が盛り上がってきた所で突然、保健室の戸がガラッと力強く開いた。僕は驚愕のあまり声を上げそうになった。しかし枝野がすぐ唇を塞いできたので全身を硬直させるだけで済んだ。苦しいが、英断だった。最初と反して扉は音を立てずに閉まった。上履きがパタパタと床を叩く。生徒がまだいたのか。

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喉が鳴った。
「水泳って明後日でしたっけ? 大丈夫です! 間に合いますよ!」
「ばっかお前。明日だよ! ああもう……また見学だよ……」
今月に入ってもう三回目だ。
「え、じゃあいくらつけても構わないですね」
「駄目だよ! ちょ……、やだってば……ぁ、あっ……えだのっ……ゃ……!」

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見えませんよ、と嘯き、枝野が歯を建てた。襟より上の位置だ。後で絶対やり返してやる。妙な復讐心が胸中で燃え滾った。
「テルさん好きですあいしてます」
しかしすぐ鎮火してしまった。
「すみません。付けすぎました」
「は?」
首を起こして見ると腹部まで赤い蕾が点在していた。異様な光景に

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わざとらしく水音を立てながら舐めたり噛んだりを繰り返す。これをされるともう体に力が入らなくなる。枝野が僕の後頭部に手を添えた。押し倒すというにはあまりにも優しくベッドに寝かされ、頬に口付けられた。唇が軽いリップ音を立てながら首に下がる。
「あ、う……っだめ、そこみえちゃう……」

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枝野だからだった。枝野が触れるから僕は自分が保てなくなる。保ちたくなくてねだってしまう。
「ゃ、あっ……はあっ、ぁもう耳ばっか……」
「好きでしょテルさん。腰びくびくしてますよ」
「やだぁ……も、かまないで、ってば……ッは、ぁあ……」
甘い痺れが尾骨から背中をゆっくりと上ってくる

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笑うと枝野が泣き笑いみたいな顔をして肩を震わせた。ぐ、と体を抱き締められた
「テルさん可愛いです。ああ俺、何か感動してる。テルさんの事をもっと好きになった」
耳元でそう囁きながら耳朶に短いキスの雨を散らしてくる。くすぐったさの中に慾を煽る要素が含まれていて、それは紛れもなく

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もらおう。ぴり、と包装を破き己にあてがう枝野。手付きが荒くて上手く嵌められないようだ。身を起こし枝野の膝の間に迫る。
「僕がやるよ」
「……あ、上手いッスね」
「枝野が教えてくれたんだよ」
「え?」
「覚えちゃった。これ付けるの」
思ったより自分の発言が恥ずかしくて誤魔化すように

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枝野は僕の足をゆっくり下ろすとベッドから離れカーテンの向こうに一旦消えた。家探しのような物騒な音がやや続き、カーテンをシャッと引いて枝野が戻ってきた。連結した包装。
「あったんだ」
「授業で使うやつじゃないですかね。よく分かりませんが」
保健体育の教材らしい。ありがたく使わせて

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「足上げて」
「ん……」
促され、僕は膝を立てた。すると手の平が膝裏に差し込まれた。軽々両足を脇に担がれた。下半身がやや浮く。枝野が膝をずり、腰を寄せてくる。
「いきますよ」
「あ、ま、待って」
「何だよ、じゃなくて何ですか。何言われても途中でやめませんよ」
「ゴム、つけて」

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ベルトを床に落とした音のようだ。枝野が苦悶している僕に気付いて手を掴んできた。
「俺がやりますよ。全部」
手首の内側に強く口付けられた。きっと跡が残る。だけどそんな事はどうでもよかった。もっと深く、もっと痛くして、僕自身でさえ手の届かない場所に跡を付けてほしい。

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「テルさん俺もう……!」
枝野が荒々しく自分のネクタイを解いた。僕の体を引き倒し上に乗るとベルトをバックルから抜き始める。僕も震える指でネクタイの結び目を解こうとした。だがうまく力が入らない。もたもたしているとどこかでガチャンと落下音がした。瞬時に見を竦めたがどうやら枝野が

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「え、だの……僕……」
枝野の瞳の中の僕が口を開く。唇を震わせて続きを強請っているようだ。枝野は口元だけで笑みを作り、もう一度瞼を伏せた。
「っ、んぅ……んん……ぅ……、ぁ、えだのもっと……」
頭に熱い粒子を纏った霞がたなびく。角度を変え、間隔を変え口内をくまなく蹂躙された。