Twitter 愛玩動物店『林檎屋』 applex000 | 愛玩動物店『林檎屋』 (@applex000) のツイート

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愛玩動物店『林檎屋』@applex000

「淡い藍白の毛並みが美しいでしょう。これは玉兎という月に住まう兎で御座います。心清きものには身を捧げる覚悟で尽くすという忠義の兎で御座いますよ。愛らしい幼子の姿を取ることもあるとか」

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「こちらの火狐は白く柔らかな体毛に混じり首もと、足首、尾の付け根に火を纏う大変珍しい妖狐で御座います。関節に狐火を溜める器官が備わっているのだとか。紅白のめでたい姿は大変美しいですが本物の炎を帯びております。取り扱いにはくれぐれもご注意を」

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『可笑しいですか?…でも真剣に信じているんです。あの人と結ばれる日が来ることを』

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(蜜の滴る透明な花に無数の蝶が集まっている。よく目を凝らしてみると蝶だと思っていたものは、背中に美しい羽を持つ小さな少女のようだ。彼女たちは時折淡く光りながら踊るようにひらひらと飛び回っている)

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「そう愚痴てくれるな、買い手がついたのは良いことじゃあないか。別れを惜しんでくれるのは有難いがな。…拭いておけ、泣き顔で主人と顔を合わせる気か?」

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『パパー、今日はみつあみがいい!』

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『あー…サボって飲みに行きてぇ』

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『え?やだなぁ、サボりじゃないですって。休憩っすよ、休憩。あ、俺がここにいること姐さんには黙っててくださいね!』

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「人間なんてそんなものだ。一時期の感情に流されて、自分のことなのに見失う。冷静さを失う。守れない約束をする」

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「…末永く可愛がってくだされば幸いで御座います」(にこやかに笑い、店を後にした男の腕には幼い少女が抱かれている)

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『四つん這いになって残飯でも喰らってろ、犬みたいにな!』

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「目隠しを外してはいけません。それはバジリスクという蛇でして、百の軍勢をも一瞬にして石に変えてしまう眼力を持った生き物なのです。今はまだ幼いですが、行く行くは国を傾けるほど美しい女の姿になりますよ」

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「おいで、散歩の時間だ」

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(ペンを走らせる店主の口笛に合わせて色鮮やかな鳥が歌っている)

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『人間ってのは毎日こうして檻越しに俺を興味本位で覗きにくるんだが、彼奴らは毎日こうして俺に観察されていることに気づいていないのさ』

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「子供?ご冗談を。これは"うさぎ"ですよ」

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「腹を出して寝転がれ。服従の意を見せろ」

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『主さまに呼ばれて初めて自分の名前を好きになったのです』

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『日が沈めば、夜が幸せな眠りの時間を連れて来てくれる』

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(子犬の少女が店主のローブの裾を引く。そちらに視線をやった店主に子犬は恐る恐る摘んだばかりの野花を差し出す。店主が無言でそれを受け取ると子犬は花に負けない大輪の笑顔を浮かべた)

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『ご主人さまの朝はとても早いので、こうしてわたくしが起こして差し上げるのです。さぁ、起きて。早く起きてくださいな。でないと、またわたくしご飯を頂けないじゃあありませんか』

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『俺はあの女が嫌いでね、だが憎みきれない自分自身はもっと嫌いだよ』

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(蜜の滴る透明な花に無数の蝶が集まっている。よく目を凝らしてみると蝶だと思っていたものは、背中に美しい羽を持つ小さな少女のようだ。彼女たちは時折淡く光りながら踊るようにひらひらと飛び回っている)

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『泣かないわ。だって今哀しんだって次に来る別の哀しみのときには何の役にも立たないでしょ?』

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『はいはい、姐さん口説くのはそこの辺にしといた方が良いっすよ。玉潰されても文句言えな……っ、痛ってぇ!!』

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『サリーは実家に預けたわ。だってお世話が大変なんですもの。そんなに落ち込まないで、今夜はステーキよ!なんのお肉かって?食べてみればわかるわよ』

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(ひそひそと檻の中でささめく無数の声が聞こえる。扉の鍵が回る音がすると嘘のようにピタリと話し声が収まった)

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(高い声で鳴き、落ち着きのない鷹に店主が手を翳すと、鷹は二、三度羽ばたいてすっかり大人しくなった)

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『一緒にここを出ようよ…約束だよ』(檻の隙間から手を伸ばしあって指を絡める二つの影が見える)

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「どんな生きものにも愛着は湧くさ。愛情、同情、哀れみ、嫌悪、憎しみ、…長く共にいれば尚更ね。それが"命"と言うものさ」