Twitter 生きているだけで褒めてくれる江雪bot iktr_home_kust | 生きているだけで褒めてくれる江雪bot(iktr_home_kust) / 2018年4月1日のツイート

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生きているだけで褒めてくれる江雪bot@iktr_home_kust

@tos 「こうせつ──、」
あの子が私を呼ぶ声が、聞こえる。
桜の樹の下から、呼んでいる。
「こうせつ──、」
ここは極楽だ。
そして私たちの罪を罰するための地獄。
この箱の中で。
あの子の夢の中で。
「こうせつ──、」
私たちの失われた、未来の中で。

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【伝言記録】0401.01○○○○○○○○○○○○○○○○○○ fse.tw/UGNyb#all

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【『備前国在籍管理番号第71254555号1112番墨染本丸』記録|No.Dy13E35 のレポートを保存しました。】

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【『備前国在籍管理番号第71254555号1112番墨染本丸』記録|No.Dy13E35 のレポートを保存しますか?】

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@tos e7a781e3818ce38182e381aee5ad90e38292e6aebae38197e3819fe381aee381a0e38082

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──、

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──、

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汗ばんだ額にふれた、人差し指が湿る。そうしてよけてやった前髪は、墨を垂らしたように額から流れ落ちた。
少女が起きる気配は、まだ、ない。
室内は、午前の陽が障子越しに透け、その光線は少女の額をかすめている。
外は、いい天気だ。鳥の声が、よく聞こえる。穏やかな日だ。

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肌蹴た少女の襟元を、指でそッとつまむ。
よれた布地をぴんと張り、真白い少女の肢体をしまい込む。
その子はぐずるようにひとつ唸ると、猫のように背を丸め込んだ。
さて、いつ声をかけたものかと、未だ起きる気配のない少女の顔を見遣る。
すこしだけ汗ばんだ額に、細い黒髪が張り付いている。

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審神者部屋の前に立つと、中はまだ静かだった。
障子に指を差し入れ、そうッと開く。
踏み入ると、部屋の真ん中では、審神者であるあの子が、掛け布団を蹴散らして、健やかに寝息を立てていた。
寝間着の襟元から、華奢な鎖骨、そして首筋が露わになっている。

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「おっと、そうきたか」
障子をすいと開けてみせると、戯けたように男は平べったく笑ってみせた。切れ長の眼が細くなる。どこか爬虫類を思わせる面立ちだ。
「それで、どうする。おれはもう、こんなところからおさらばするけれど、ねえ、」
見覚えのない男は、自身の首許を撫ぜた。
「おまえは?」

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さて、これからどうしようかと、身を起こしたままぼんやりと考えた。
今日は非番だ。出陣も、訓練の予定もない。天気がいいから、庭の桜で花見に興じるのもいいかもしれない。こんなにも穏やかな日は、久しぶりだった。
障子の向こう側を誰かが通る。
「まだ寝てるの?」
聞き覚えのない男の声だ。

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私は目をひらいた。
外からはすでに、鳥のさえずりが聞こえ、うぐいすの歌うような声もかろやかに届いてきた。
朝だった。天気は良好。よく晴れ、雲は薄い。風はささやかで、とても静かだ。
すこし腫れぼったい目蓋をこすり、身を起こす。身体が… twitter.com/i/web/status/9…

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見上げると、つよい陽光が眼に入り、一瞬眩む。
私は思わず、眼を閉じた。
少女の屈託のない笑い声だけが、聞こえる。

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振り向くと、見覚えのある少女が、濡れ縁に立ち、精一杯腕を伸ばしてこちらに振り返していた。
「お花見してるの?」
よく通る高い声で、そう問いかけられる。
応えるように、私も手を挙げてみせた。
少女は無邪気に笑いながら、私のほうへ向けて、今度は指をさす。笑うだけで、なにも言わない。

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池を回り込み、桜の樹の下へと立つ。
見上げれば、枝や花の合間から、陽が射してあかるい。思わずほうとため息をつく。開いたくちに、ひらりと桜の花びらが舞い込む。舌に乗った、薄く頼りない感触。味は、ない。私はそれを飲み込んだ。
と、不意… twitter.com/i/web/status/9…

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顔を洗い終えた私は、庭へ出ることにした。
裏口から繋がっている玉砂利の小道を抜け、本丸唯一の池の前に出る。
池を挟んだ向こう側には、立派な桜の樹があり、見ごろを迎えた桜の花が音もなく降っている。
ぐるりと辺りを見回せば、畑からは誰かが水を撒き、馬小屋からは干し草を掃く音がした。

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洗面所にはまだ誰もいなかった。
古びて曇りがちになった鏡が、朝陽を受けてひかりを放っている。
蛇口からはよく冷えた水が迸った。それを掌ですくい上げ、私は顔を洗った。
ふと見上げる。鏡越しに自分と眼が合う。
つくづく、自分の顔であることを、不思議に思う。どこか、他人のように思えた。

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私は目をひらいた。
外からはすでに、鳥のさえずりが聞こえ、うぐいすの歌うような声もかろやかに届いてきた。
朝だった。天気は良好。よく晴れ、雲は薄い。風はささやかで、とても静かだ。
すこし腫れぼったい目蓋をこすり、身を起こす。身体が… twitter.com/i/web/status/9…

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「──」
私がその名を唇でかたどる。
少女の瞳が、うっすらと、ひらく。
「──」
もう一度、今度は歌うように呼びかける。
少女は目蓋を、そのか細く丸い指で擦りながら、何ともつかない声を上げた。
その様子に、私は微笑みかけた。

「… twitter.com/i/web/status/9…

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汗ばんだ額にふれた、人差し指が湿る。そうしてよけてやった前髪は、墨を垂らしたように額から流れ落ちた。
少女が起きる気配は、まだ、ない。
室内は、午前の陽が障子越しに透け、その光線は少女の額をかすめている。
外は、いい天気だ。鳥の声が、よく聞こえる。穏やかな日だ。