Twitter 高畑耕治 詩bot「い」 kouji_T_bot_i | 高畑耕治 詩bot「い」(kouji_T_bot_i) / 2018年9月1日のツイート

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できるならうつくしく
やさしくありたい


いのり

宇宙の海の波に
沈み浮かび

瞬きたい


いま
生きている

「 星ことば」( 了 )

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生の時空
さまよいながら

あおい小さな星の花で
あなた
想い
生きている

あいしたいあいされたい
できるならあいしあいたい


ねがい

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詩「 星ことば」

星の小道
歩きながら思索し詩作する

レモンいろお月さまと
赤い火星と美しい土星の輪と
天の川銀河とアンドロメダと
薔薇星雲紫陽花星雲と
イルカ銀河群クジラ銀河団と
ブラックホール暗黒物質と
グレートウォールと
連れ立ち
お散歩

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母の子宮に宿され、守られ、
生まれ出て、守られ、
育てられた、
いちどかぎりの時間をこそ、
感じ、
大切に、
わたしにできうるかぎり生きましたと、
母に、
報告できたなら、

ずっと、
眠りたい。

「 今、永遠 」( 了 )

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今、
永遠。

美しい言葉の、
抽象画よりも。

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永遠を恋わずにいられるものの今は、
動物としての、
死ぬまでの懸命な、
惰性。
誰も責めることなんてできないから、
いのち、
とても悲しい。
生まれたのだから、すこしは、
ひと、
薫らせ、
わたしはありたい。

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詩「 今、永遠 」

今にしがみつきあがかないものに、
永遠なんてみえない。

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* ルビ 

白砂  : しろすな。
雨粒  : あまつぶ。
愛しくて: かなしくて。

「 セミ、鳴きつくし 」( 了 )

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激しい夕立に打たれ

息絶え
粉ごな砂粒にやがて
混じり消えても

愛しあった輝きの
記憶
雨音に聞こえた気がしたよ
雨粒に奏でられていたよ

最期まで鳴きつくしきみ
愛しくて
セミ

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詩「 セミ、鳴きつくし 」

白砂のうえ仰向け
セミがいたよ

降りしきるせみしぐれ浴びまだ
羽根ふるわせていたよ

鳴いて
いようと
していたよ


響かない
夏空白い雲にまでもう
届かない

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* ルビ 

初心:うぶ。
音 : ね。
昨日: きのう。
間 : ま。

「 季節の楽章 」( 了 )

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初心

激しく降りそそいだセミの音
まだ昨日の調べ

 どこにいったの?

こよい虫の音すずやかな
第一楽章

 生まれ変わったの?

ひと夜の夢の間
夏さようなら
鎮魂の歌にさらされ草の間
秋の初心にたたずみ

こころの羽根すりあわせ
さみしくしくしく
なく

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詩「 季節の楽章 」

  予感

秋の初め肌寒い朝
木々の葉むら
セミもさやぎ
激しくしぐれ

最終楽章の
予感秘め
つくつくみんみんじいじい
与えられた季節
なき尽くせなき尽くせ

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ほらあそこ
ノウゼンカズラも
落ちては咲いて
落ちてまた
瞬く

おれんじの精と
眠りたい

目覚めたら手をつなぎ
いろあいのグラデーション
さまよい
旅したい

「 いろあいさまよい 」( 了 )

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詩「 いろあいさまよい 」

花壇におっとりおれんじ
キバナコスモス

サルスベリの
夏燃えるいろじゃなく
うすももぴんくの
初秋いろじゃなく

季節のあわい
おわりははじまり
混じりあい穏やかに

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高畑耕治 詩bot「い」@kouji_T_bot_i



息を
時を
永遠に
止めてくださいますように

美の
静けさのままに

なかぞらのあなたの
祈りに
溶けてしまいたいのです

溶け消えてしまえますように
さやかなあなたの
ひかりに

「 満月フラッシュバック 」( 了 )

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高畑耕治 詩bot「い」@kouji_T_bot_i

詩「 満月フラッシュバック 」

かげり欠けはじめたという
あなたになおさら
このゆがむこころのかげ
くまなく照らされ

満月
フラッシュバック
ひかり
さかのぽるのです

あんなにあかるく
泣き
微笑んで