Twitter 高畑耕治 詩bot「い」 kouji_T_bot_i | 高畑耕治 詩bot「い」 (@kouji_T_bot_i) のツイート

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高畑耕治 詩bot「い」@kouji_T_bot_i



ぽつりと
滴のように生きられたなら

滴は孤独
いつかあの美しい滴と
交わりとけあえるかも
海にも 雲にも なれるかも

* ルビ 

一滴: ひとしずく

「 滴 」( 了 )

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詩「 滴 」

なみだ一滴にこそやどる
愛と 美と 感動 感じて
ぽつりと 届けたい

好きだから 大切だから めげずに
ぼつりと 伝えたい

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詩「 銀河 」


えい星も 好き
地球
わく星も 好き
太陽
こう星も 好き

天の川 アンドロメダ 
銀河 大好き

  こだま

月 地球 天の川もアンドロメダも
好きだけど いちばん星は
きみ

「 銀河 」( 了 )

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詩「 星 」

つ か れ た よ
って
ほおりなげた

のに
ふりそそいでくれる
しずけさ
星の

ほ ほ え み

あなた
かんじた

「 星 」( 了 )

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詩「 呼ぶ 」

ひとり
さびしいとき かなしいとき
つらいとき くるしいとき
愛するひと あなたを
声にださずこころで
呼ぶ
なんども
呼ぶ

いてください
うめつくしてください と

あなたを

「 呼ぶ 」( 了 )

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詩「 花まつり、恋うた 」

うめの花あかあたたか
おひさまに
ほっこり

もものお花よ
おひなさま
くすり

  こだま

さくらのあなた
うっすら

みえたきがした

「 花まつり、恋うた 」( 了 )

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  こだま

たのしくうたおうとして
こぼれおちることばはやがて
悲歌でした

かなしみのうたはやがて
白いとり
なきながら舞ってゆきました
ふりしきるゆきにとけさる空はるかへ
とおく とおくへ

「 悲歌 」( 了 )

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詩「 悲歌 」

やわでおろかなわたくしにはこれが
げんかいの生きかたでありましたと
ゆるされ愛するあなたのもとへ
ゆける いずれの日にかのため
したためておきましょう

やぶれても手紙こころからこころへ
ちりちりふりしきれふりつもれ
ましろく

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そこへ泳いでゆくのです ゆきましょう
遥かな美しい人魚のうた
なみのまにまに

ひきよせられるまま浮かび沈み
あこがれ

泳いでゆくのです
愛しい時へ
あなたへ

* ルビ 愛しい: かなしい

「 人魚のうた 」( 了 )

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詩「 人魚のうた 」

疲れることばかり悲しいことばかり苦しいことばかり
こころ痛むことばかり嘆きばかり重すぎてもう
ふかくどこまでも沈んでゆきながら

たいせつなひととの 愛おしい時ばかり
むねに灯り ふくらみはじめます と

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お月さまなにもいわず
ただくるんでくれたのです やわらかなひかり

つつまれわたし涙の言葉ばかり
お空へ

負けずに生きて
変える
みつける


美しいもの

「 美しいもの 」( 了 )

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詩「 美しいもの 」

叫んでいました 声おしころし
こんなに弱いものいじめばかりの世界なんて

お月さまの悲しげなまなざしにてらされ

けどもういちど
こんなに弱いものいじめばかりの醜い社会なんて

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詩「 菜の花あなたは 」

寒さ耐え約束の季節
咲かせてくれた

菜の花あなたは
恋人でしたわたしの
恋人なのです

なつかし色の
せつなさの

  こだま

菜の花あなたを好きって
ゆきやなぎたちも
微風にはじらい
微笑み
ゆらめきました

「 菜の花あなたは 」( 了 )

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詩「四月、ランドセル」

おもいランドセルと一緒に
跳ねあがったきみの
笑顔に

桜も 青空も ほら
チューリップも
まぶしげに
輝いたよ

一年生

小鳥たちと
羽ばたけ

「 四月、ランドセル 」( 了 )

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新詩集『銀河、ふりしきる』高畑耕治

☆書店・図書館
 
出版社イーフェニックス
amazon.co.jp/dp/4908112177/…
pic.twitter.com/WRavARq4VN

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詩「 ひかりの花嫁 」

まぶしく夜空に
円い鏡
すいこまれそう

うさぎさん
今日はなんだか手招き
おいでおいでと

つれていって
鏡のあちら側へ

手と手とり
どうかお月さまの愛しみの
花嫁にして

ひかりあふれでる
泉のみなもとのほとり
お花畑で

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高村 光太郎(たかむら こうたろう)

日本の詩人・歌人・彫刻家・画家。
..(現在の東京都台東区東上野一丁目)出身。
本名は光太郎「みつたろう」と読む。

日本を代表する彫刻家であり、画家でもあったが、
日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられる。

ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98… pic.twitter.com/3yCh6qnVHq

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高畑耕治 詩bot「い」@kouji_T_bot_i

戦争賛美をけっしてせず、抵抗し、忌避し、迫害され、戦地に送られ、殺された、無名の文学青年、ペンを折られ、折った文学者、滅びを選んだ太宰治や原民喜たちには及びようもありませんけれど。
戦争を悔いることも詫びることもしなかった人たちとは比べようもなく光太郎は人間です。

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高村光太郎は自分に詩論はなく詩は気迫だ心の鼓動リズムの芸術だと、限りなく音数律の詩である日本語の詩の核心を言っていると思います。音色の美しさを無視しようとしたことを除けば。
戦時中「シンガポール陥落」の戦争賛美をしてしまったけれども戦後に心から悔いた学ぶべき人。彼の詩は好きです。

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高村光太郎の詩「道程」のように。こんな詩もまた、あっていいと感じる、共感する詩です。「智恵子抄」の詩はより好きですけれど。

高畑耕治 (H30.2.2)

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とまるべき宿をば月にあくがれて明日の道ゆく夜半(よは)の旅人                        京極為兼

泊るはずの宿を、美しい月に心が誘い出されて、明日(あす)行くべき道を歩み始めた、夜ふけの旅人 (井上宗雄校注、新編日本古典文学全集49小学館の玉葉集)共感した夜の旅の歌

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木の葉なき空しき枝に年くれてまた芽ぐむべき春ぞ近づく
    京極為兼(きょうごくためかね)

木の葉(このは)が落ちて何もない枝に年が暮れて、また新しく芽ぶきの春が近づいてくるよ。 (井上宗雄校注、新編日本古典文学全集49小学館の玉葉集)共感した冬の歌

高畑耕治(H30.2.2)

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( 生禿さん撮影 ) pic.twitter.com/xwNKltigsJ

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詩「おはなおひなさまふたり」

ぽぴぃ
なんてかわいい
ひびき

ひなげし
おはなの
おひなさま

ひなぎく
なかよし

おひなさまふたり
おひさまかおらせ
えがお
なんてうつくしい

もうおひめさまのよう

「 おはなおひなさまふたり 」( 了 )

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詩「 わたぼうし、あこがれ 」

わたぼうし
まんまる みちばた
おちていた

とばせてあげよ
息 ふきかけて

わたしもこころ
とんでゆく
風に
あこがれ

とおく
とおくへ

「 わたぼうし、あこがれ 」( 了 )

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詩「 はととおさんぽ 」

はと も おさんぽ




ちいさな太陽
たんぽぽ と
わたし おさんぽ

わたぼうし 風に




はと と お空へ

わたがし雲 も



「 はととおさんぽ 」( 了 )

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詩「 わ 」

水紋

無音の無数の無限のおしゃべり
おおきなちいさな

すいもんの わ
わ わ わ わ


  こだま

澄み逝く わ
なりたいなわたしも

* ルビ 逝く: ゆく

「 わ 」( 了 )

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詩「 風と木の葉の 」

風と木の葉の
会話
愛しあうふたり
交わす言葉の
音色そのまま

光と影に祝福されて

こころ
なんでこんなに
さわさわ
くすぐられるんだろ

* ルビ 木の葉: このは

「 風と木の葉の 」( 了 )

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詩「 朝焼けうすもも 」

あなた朝焼けの
唇うすもも

くちづけにもえ
まあかに

息づき
ひらかれてゆく


  こだま

ふたり結ばれいちりんの


「 朝焼けうすもも 」( 了 )

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詩「 ときめき 」

数分間のときめき
浮かびあがれた波間からの
まぶしく胸にいたい
ひかり

二十四時間
悲しみと疲労の海中さまよい

波にのまれまた沈んでも

あのひかり
きっと
また


水面みあげて

* ルビ 水面:みなも

「 ときめき 」( 了 )