Twitter 高畑耕治 詩bot「い」 kouji_T_bot_i | 高畑耕治 詩bot「い」 (@kouji_T_bot_i) のツイート

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高畑耕治 詩bot「い」@kouji_T_bot_i



笑ってる
笑おうとする
笑いたいとねがい
でもほんとはいま
笑えないあなたの
愛しい声が
好き

ありがと
こんな日にもこころ
好きといえました

* ルビ 

愛しい: かなしい

「 好き、ありがと 」( 了 )

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なんにもない疲れたくりかえしまた
ふやしたばかりの一日
空のあおと思いうかべた
海のあおとあなたの
かすむ表情だけは
優しくきれいでした

あなたの名を呼ぶのが好き
あなたの名を呼んでしまうわたしは
好き

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詩「 好き、ありがと 」

梢の小鳥のくりかえす声
好き好き好き好き好き好き
聞こえてしまうどうしても
あなたおもうわたしの
こころの鼓膜のひずみ
きっとそのせい

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* ルビ

( 一連二行目 ) 愛おしく: いとおしく。
( 六連一行目 ) 愛しく : かなしく。

「 声、幻の 」( 了 )

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詩「 声、幻の 」

咲くさえずり愛おしく
声を
あなたを恋う

青空から舞い降りる
さえずりの花
清らかな声

夜空沁みわたり滴る
月のひかり
透きとおる声

小鳥と花と月のささやきばかりいま
わたしの
救い

こだまするから
あなたの


愛しくふるえる
幻の

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永遠かおらせる
精のあるという

春のひかりに溶け
透きとおり
遥けさへ
ゆきたい

さくらあなたと

* ルビ 

山脈: やまなみ。
白雪: しらゆき。

「 花の精 」( 了 )

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あなたと向かう北の
山の
あおくかすむ頂に
まだ残るという
冠雪

白雪の花

残雪の
はかなさに
さくらあなたと
咲かせてください

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詩「 花の精 」

さくらまたあなたに会えるなんて
まだ会えるなんて
おもいもしませんでした

花を恋い裾野から頂へ高みへ
山脈さまよう
精のあるという

花を追い北へ北へとさすらう
精のあるという

焦がれるままさくらあなたと
遠くへゆきたい

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深みどりに
薫る髪
なつかしく
なびかせる
おとなの
おんなの
姿態

さくらあなたの
成熟したもの静かな
かげりに憩い
吐息すう

「 さくらみどり深く 」( 了 )

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詩「 さくらみどり深く 」

たたずむさくら
新緑うすみどり
じゃもうなく

ひかり強く
照らされ浮かぶ葉
影に沈む葉
りんかく
濃く薄く
まばゆく

そよ風ばかりに
ときおり
くすくす

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オレンジのくち
かわいい
椋鳥

ニックネーム
浮かんだよ
きみにぴったり
気にいるといいな
捧げる



無垢鳥

「 ムクドリに 」( 了 )

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詩「 ムクドリに 」

きみって知らなかった

急降下急上昇したらすぐ
急カーブ
どちらに向かうかわからない
羽根けんめいに
はやいはやい

きゅるぎゅるる
にぎやかに
おにごっこ
歓声あげて
空かけまわる
小学生みたいな
小鳥

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黄昏には
ときおり独唱
かなしげな
「 みにくいウグイスの子 」
美しくうたいたいうたえない
へんてこりんなリズム
きみのうたが好きぼくも
ホトトギス

「 みにくいウグイスの子 」( 了 )

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生みの母しらず
ずっとぼっち
さびしくないの?
孤独の海
渡り強くなるの?
独特の声でだから
泣いているの?
お母さん探しているの?
兄妹ウグイス呼んでいるの?

不思議な混声合唱
こころもよう
ウグイスと
初夏あおい空に

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詩「 みにくいウグイスの子 」

流麗なソプラノ
ウグイスと
混声コーラス
ちょっぴりさびしげ
ホトトギス

海渡らないウグイスの巣に
そっくりな卵のまま
預けられ
アンデルセンの
「 みにくいアヒルの子 」のよう

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生まれて初めて
浴びる弾ける
滴の音色
初恋
ときめき
ホトトギス

深緑の
こころの森で
いつしかぼくも
ホトトギス

こころもう小鳥のよう

「 初恋ホトトギス 」( 了 )

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詩「 初恋ホトトギス 」

文学の世界
詩歌の森で昔から
あんなに有名
なのに
鳴き声
知らなかった

葉むら濃い木立からいま
ふきあがる
澄んだ声の
噴水

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詩「風の船」

口ほそく吹きだし
鼻から深く吸い込めば
息してるまだ
生きていると
なんだかすこし
胸も
夢も
ふくらんだ
気がした

みえないけれど
きっと

優しいあなた
ふっとわたしに
吹き込み
こころ風船
青空へ

浮かべ
飛ばせてくれたんだ



「風の船」(了)

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夜空であなたも
ともに祈り泣いてくださっているのだと
想えてなりません
どうかそうでありますように

イコンの
うさぎさま

*ルビ 黄金: こがね

「 イコンのうさぎさま 」( 了 )

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美しいそのまなざしで

愚かな戦争おこす為政者
厳しくいさめ射すくめ
巻き込まれ傷つき殺される民の
底なしの深い
嘆きと涙
慈しみのひかりに
溶かしやわらげ癒したいと

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詩「 イコンのうさぎさま 」

かなた宇宙空間から
この星の夜空たなびく雲
黄金に輝かせ

こよいまんまるお月さま

遥かな昔
描かれ今に伝えられる
微かにひび割れ
うす汚れたフレスコ画
祈り
塗り込められた宗教画
清らに厳かにまるで
イコンの

うさぎさま

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悔しいけれど
言葉なんかより
はるかに
美しく
大切

生きているから
こころ

波だてられると
海の
空の
そばで
あのあおに染められ

感じていたいな
ずっと

「 海辺で 」( 了 )

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詩「海辺で」

海辺にいました
詩なんていいやとうっちゃって
ただぼおっとしたいまま
海は空はおおきいないいな
感じるばかりで
かなしく
元気になりました

海の
空の
色彩
音色に
こころ波だか涙だか
だらけに揺さぶられている
しあわせ
愛するひとと
感じあう切なさのよう

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なのに宇宙銀河星
 ( 世界社会は汚いけれど )
ひとあなた
美しくて
切なく
やるせない

病んでいようが
泡であるままふるえ
感じていよう
死んでどこへやら
ゆくまで
きえるまで

「 泡ものろーぐ 」( 了 )

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太陽もお月さまも星も天の川も
あおい空も海も
生きものたちも
みんな
死にたいとおもうこと
きっとあると
まじめにおもうひと
わたし

病んでいるのでしょうか
生まれた宇宙銀河星世界社会の闇
あるがまま遺伝したのでしょうか

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詩「 泡ものろーぐ 」

永遠の海の波に
一瞬はね
ひかる

ほんのちいさな

なのに

どうしてだろうひとは
わたしは
死にたいなんて
おもってしまう
しまえるのだろう

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ほかの小鳥の鳴き声
まねて交えたり
絶えず変身
生まれ変わり
新しい独創の
愛の詩ばかり
うたってる

前世きみだったのならいいのに

小鳥詩人に
いつかなりたい

「 小鳥詩人 」( 了 )

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詩「 小鳥詩人 」

大好きなあの声きっと
クロツグミ
黒くまだら
地味な姿
なのになんてこころに響く
さえずり

絶えまなく移ろう
ひかりと風の調べのよう
優しく柔らかな音色
のびやかに繊細に旋律ふるえる
ときおり気まぐれリズム
とっても自由な変奏
即興詩人

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できるならうつくしく
やさしくありたい


いのり

宇宙の海の波に
沈み浮かび

瞬きたい


いま
生きている

「 星ことば」( 了 )

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生の時空
さまよいながら

あおい小さな星の花で
あなた
想い
生きている

あいしたいあいされたい
できるならあいしあいたい


ねがい