Twitter だいの Dai_lvl | だいの(Dai_lvl) / 2019年12月1日のツイート

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あのツルミという男なら上手く使いこなすだろうな」「使うって…あいつは道具じゃねえぞ」憤った先生は席を立つ。「たつうま、何処へ行く」「ひゃくのすけともういっぺん話をしてくる」そう勇んで部屋を出ていった。たどり着いた子供達の協同部屋。その一番端にあるおがたの寝床はもぬけの殻だった。

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納得してるのかしていないのか、先生にはおがたがやけっぱちでここを出て行きたがってるようにしか思えなかった。それで彼が幸せになるなら自分に止める権利はないが…。「で、あんたはどうなんだよ。爺さん。さっきからだんまりしやがって」「どうにもきな臭くてな」「きな臭いって…あの男がか?」

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そうは見えなかったが…と唸る先生に、年寄りの勘だとヒジカタは笑う。「少し探ってみるか」長年の伝手を使って、そこらの探偵より二、三歩踏み込んであのツルミという男を調べてみる。すると彼はあまり穏やかではない界隈に精通しているようで、役立つ“繋がり”を片っ端から引き込んでいるらしかった。

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彼の元にはα・β・Ω関係なく目を掛けている若者が多数おり、まるで軍隊。中でもここ数年ご執心なのがハナザワという政治家の家系だが、どうにもまだ取り込むには至っていない様子。「ひゃくのすけがそこの血筋だって…?」「ああ。まあそうは言っても愛人の子だ。歓迎されるものでは無いだろうが、

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おがた本人はまるで他人事。厄介払いが出来て良かったななどと言う始末。そんな事誰も思ってないと先生が窘めるがおがたは納得せず、険悪な空気のまま寝床へ引っ込んでしまう。それ以上突っ込めず、やれやれとため息をつく先生。本当なら笑顔で温かい家庭に送り出してやりたい。けど本人はあの様子だ。

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ほぼ同時期におがたを養子として引き取りたいというツルミと名乗る男が現れる。見るからにαな彼。物腰が柔らかく教養もあり暮らしぶりも裕福で、なによりおがたがΩだと知っても問題ないと即答。願っても無い話だが、身寄りのないΩの子供を悪用する事件も少なくないご時世、この場は保留という事に。

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そうして十年近く平和に暮らしてたある日、政府が若者に義務付けてる属性判別の検査をおがたがしてみたら母と同じΩ属と分かって、ちょうど反抗期も相まって塞ぎ込む。人を避けるようになり、特にα属のヒジカタさんや先生への当たりが強くなって、二人とも手を焼く。

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父はα、母はΩで父親の愛人やってたけど捨てられて精神患って病死。まだ幼いおがたは天涯孤独になりあちこちたらい回しにされた末、ヒジカタが経営する保護施設に落ち着く。その施設を何年も前に卒業した先生(20代)がたびたび差し入れがてら遊びに来てて、おがたが懐いた。みたいな。

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ハナザワの血筋目当てでどこぞのαに娶られそうになったヒート未体験Ωなおがた少年(15歳)と、それを黙って見ていられなくて勢いでおがたのうなじ噛んで番っちゃったαうしやま(30代半ば)みたいなオメガバ牛尾。

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牛尾/初めて描いたやつのリメイク pic.twitter.com/af50sQauvV

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12月。先生がおがたを起こさぬようこっそりと家を出てジョギングしてほかほかになって帰ってくると、おがたが真っ青な顔で寄ってきて先生の上着に潜り込んでくる季節になりました。

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牛尾/寒いと言うくせに裸足でいるおがたを見兼ねた先生。彼の為に買っておいたフワもこ五本指ソックスを履かせてあげたらおがたはすっごいモヤっとした顔のまま足ピン状態で固まってしまった。新感覚だったらしい。「うしやま…これ脱がせろ…」「ぬくいだろ?」「指の間に何かいる…」「靴下だよ」