Twitter だいの Dai_lvl | だいの(Dai_lvl) / 2019年7月15日のツイート

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まるで猫に見せつけるみたいに俺に頬ずりをしてきた。「俺の。」猫相手に何を宣言しているんだこの男は。猫も訳が分かってねえじゃねえか。「嫉妬か?」「うん」なんだよ、そんな素直に頷かれたらからかい甲斐がねえだろ。

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欲しくて仕方なかった“女性”という要素を何一つ持ってない。ゴツゴツとした体、柔らかさも脆さも無く、童顔ではあるもののご丁寧に髭を生やして、オマケに愛想も愛嬌もない顔ばかりするこの男の、些細なパーツひとつひとつに「好きだなぁ」と独りごちる先生と、何見てんだと可愛くない顔をするおがた。

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自分より小さいが骨ばった硬い手。その手を今までのどの相手よりも大事に、心弾ませながら握る日が来るなど。「…離せ」「嫌だ」藻掻く手を逃すまいと力を込める。躍起になる自分がなんだか可笑しくて、年下の男を相手にお手々を繋ぎながら、人間ってもんはこうも変わるものなんだなぁとしみじみ思う。

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刈り上がった後頭部、しっかりした眉、頬の傷、丁寧に手入れした顎髭。低音を響かせる喉仏。ガッシリとした肩に筋肉のついた手足。胸も腹も鍛えられ、尻は引き締まりつつも掴みがいのある丸みもある。「たまらんなぁ」「すけべジジイ」「おうよ」助平な目で見るようになっちまったのよ。お前のせいで。

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寝起きの不機嫌で眉間の皺がひどいし、無精髭まで生えてる。男前が台無しだ。掌でひと撫で、髪の毛を撫で付けてやった。「起きたか?」「…」起き上がる気配はない。けれど口元がわずかに動く。「…チュウは?」「えっ」していいの?ドギマギしながら顔を寄せれば、おがたはンーと素直に目を瞑る。

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むちゅと唇を押し付ける。チクリと髭の当たる感触がした。それもまた愛らしく思うくらいに俺はこいつに惚れている。キスのひとつで浮かれる程度には。「…おやすみ」「あ、コラ。おやすみのチュウじゃねえぞ」「チューしたら寝ていいと言った」「言ってない言ってない」結局起きるまでキスしてやった。