Twitter だいの Dai_lvl | だいの(Dai_lvl) /「お前さん」の検索結果

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お前さんとコイツと生きられりゃ万々歳だよ」先生の穏やかな笑顔におがたも毒気を抜かれる。まだ全てに腹を括れたわけじゃない。自分の中にいる新たな存在を愛せるかも分からない。けれど…。「なるようになる、か…」この男の人生に、生き方に、乗ってみてやってもいいかと思うおがただった。

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「どうした。神妙な顔して」「神妙にもなるだろ。あんたが能天気過ぎるんだ」「まあなるようになるって」「適当言いやがって」でも本当にどうにかなるような気がしてしまうのだから不思議だ。「俺ぁお前さんと生きられりゃあ万々歳で…、ああ、違うか」「!」ヌッと伸びた手がおがたの腹を撫でる。

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「あの状態のお前さんを抱かんという選択肢は俺には無かった」「いっそ清々しいな」「おうよ」「おーよ、じゃねえよ。まったく…」おがたは呆れながら仰向けになり天井を眺めた。なんの変哲も無いいつもの景色。自分もいつも通りな気がしてならない。けれど、もう昨日までの自分とは確実に違うのだ。

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「!…お前」酔いでふわふわと混乱しているおがたは自分の言葉に首を傾げていて、うしやまは彼の髪をそっと撫でてやった。「そうか…お前さん覚えてたのか」「んん?」「明治の事」「それは…あんたもだろ?」「まあ全部じゃあねえけどな」「それでも、俺を抱いた事は覚えてるだろ」「そうだな」

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🐮「よーしよし、上手だぞおがた」
🐮「手握るか?ほれ」
🐮「大丈夫だ。大丈夫だぞ〜」
🐮「お前さんはいいこだなぁ」
🐱「ふぇぇ……」
快感を叩き込まれて反抗心も折れて、余裕を無くして頭がふわふわとバブちゃんになってるとこに、まるで子供みたいにあやされて骨抜きになっちゃうおがた。

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「のんびりして第七師団や他所の連中に入れ墨を掻っ攫われる方が面倒だ。向こうは雨だろうが雪だろうが闇雲に動いているかも知れんぞ」「そりゃそうだが…。お前さんの背中にあるそれは雨でぐず濡れにするのは不味いんじゃねえか?いざ戦闘になって役立たずは困るぞ」「雨の中で戦う心得くらいある。

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🐱「あんた…男色か」
🐮「違う。お前さんだから構わんと言ったんだ。どの道、化けて貰ったところで俺の相手をしてたら途中で解けると思うが」
🐱「ほぅ、随分と自信家だな」
🐮「しまった。負けず嫌いに火ぃ付けちまった」

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「今回みたいにお偉いさんが生きてる内の交代が当たり前になったら、俺でもあと一回くらいまた変わり目に立ち会えるかもな」「あんた死にそうにねえけどな」「そうは言っても来る時は来るもんだからなあ」「…」「お前さんは頑張りゃ2回くらい立ち会えるか」「…ぇよ」「ん?」「頑張らねえよ」

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「…嘘だ」「嘘じゃねえよ。お前さんみたいに感情で伝えられりゃいいんだが生憎それは無理だ。だから言葉で伝えて、お前に信じてもらうしかない」「…信じられねえよ」「なら何度でも言ってやる。俺も、お前が好きだ」「〜〜俺はそんなこと言ってないっ」「口ではな。でもすげえ伝わってくるぞ」

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その間に固まった例のゼリーをおがたはフォークで軽く崩すと具材と混ぜ合わせた。「うしやま、出番だ」「はいよ」掌においた餃子の皮にスプーンで具材を乗せ、端に水をつけてヒダを折り込みながら包む。ちまちま。「あんた見た目に似合わずそういうの得意だよな」「お前さんは意外と大雑把だな」

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「母親を失ったお前さんに言うのもアレだが、師匠のカミさんを寝取って制裁されたのを返り討ちにして殺しちまったのがその時期だな」その答えにぽかんとするおがた。おがたの見たこともない表情になんだよと慌てる先生。同じ時期、もしかしたら同じ日に、人を殺していたかもしれないうしやまとおがた。