Twitter 拾萬字鏡 JUMANJIKYO | 拾萬字鏡(JUMANJIKYO) /「節用集」の検索結果

林修が、今週のネプリーグで、「「法則」という言葉を作ったのは宇田川榕菴である」と解説していた。しかし、これはウソ。
「法則」は日本に漢字が伝わる前から中国に存在する言葉で、紀元前の文献に限っても相当の例がある。
『易林本節用集』や『書言字考節用集』など室町江戸期の国語辞典にも収録。 pic.twitter.com/PxyZOB8OpN

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この日記以外に「鱈」の字が出てくる早い例は『文明本節用集』(1474年)。以降『明応本節用集』(1496年)、『天正十七年本節用集』(1589年)、『童訓集』(1669年)や古文書にもよく出てくるようになり江戸時代にはよくみる文字になっている。

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「𩷏(魚へんに巠)」でウグイと読ませるのは節用集にもよく出てくるから室町期にはよく知られていたのだろう。まさか
広辞苑もこの表記を載せていたとは、おどろいた。

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少なくとも平安時代には「櫟」はイチヒの方を指していた(類聚名義抄)。文明本節用集(室町期)・広辞苑は「櫟(いちひ)」、漢字源・漢語林は「櫟(いちゐ)」

櫟をいちゐにするのは誤りかもしれない。

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1681年刊『武家節用集』に出てくる「すそ」と読む漢字。 pic.twitter.com/Qwj1DlFLVt

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国字の「俤(おもかげ)」、『異體字辨』(1692)『和爾雅』(1694)に見えるのが早い例だったが先日『節用集(正宗文庫本)』に「俤(ヲモカゲ)」を見つけ江戸時代以前(16世紀)からどうやらあるらしいことがわかった。 twitter.com/JUMANJIKYO/sta…

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同書に「⿰土家(コボツ)」という見なれない漢字があるんだけど注に「〜家」とある。本来は「壊」とあるべきでこれも類化による誤字の可能性があるのではないかと考え字書への収録を渋っている状況。他の節用集や国語資料では「コボツ」をどう表記しているか検討する必要が。

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天正十七年本『節用集』、類化による誤字が意外にみられる。
「嬲(ナブル)」内部類化。「女」字が類化している。
「鞍馬(クラマ)」順類化。前の字の「安」が類化している。
「秀逸(シウイツ)」逆行類化。後の字の「辶」が類化している。
「諏方(スワ)」逆行類化。後の字の「方」が類化している。 pic.twitter.com/9qzI8gYR66

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少し前から「節用集」を作ろうと思っていて語彙をあつめているんだけど漢字表記がない言葉は性質上掲載できないと改めて分かった。現代でいうところの用字字典。
江戸期明治期にカタカナ語や俗語をも漢字で訳そう(書こう)と思えたのも節用集のように漢字表記が重んじられたためでもあるんだろうな。

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『経亮本節用集』「松(ムナサワギ)」

松の異称かと思って調べたが見つからず。「忪(おそれる)」の誤字かな。

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『経亮本節用集』に「䳏(ツクシハト)」とあるがツクシハトは現代の国語辞典には見当たらない鳥(おそらく鳥)の名前。漢語での意味でとれば䳏はモズやカッコウの仲間に当たる鳥だがツクシハトとは一体どんな鳥をいったのだろう。

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@arbazard 和名抄の磁石の条に「吸針」、節用集には磁石の異名として「吸針石」が挙げられておりこれを参照するならスヒハリイシとかスヒハリイハかなあ。

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「しろをかづく」
門の中が家になっているが広島の地名字「𨵱(かずき)」と関係あるかも。武家の位相文字だったらしい。1681年刊『武家節用集』から。 pic.twitter.com/QpVbwuT6pR

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ところでニガリ→ヌカリか、あるいは別語の「ヌカリ(泥濘)」かとおもう。滷には塩土の意味もあり日本でヌカリの意味になったものと考えても不自然ではない。『節用集(龍門文庫本)』に見えるのですがこの資料には読みに濁点がついているものが見えるため「カ」は清音の疑いもあります。

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16世紀には節用集をはじめとしてたくさんの日本語の用字字典(国語辞典)が書かれている。この当時は主として貴族や武士、僧侶など上級の教養層が使用。日本独特の漢字使用が当時からすでに知ることができる。 pic.twitter.com/c5NmKFAaML

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佐賀に「咾分(おとなぶん)」という地名があるが「咾(おとな)」字の由来は「耆」かも。古本節用集に「耆」とかいてヲトナと読ませた例がいくつか見られる。いつしか「耆」に動用(漢字の構成が変わること)が発生してさらに当時流行した草書体で「日」と「口」の字形差が不明になったのではないかな。

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『俳字節用集』(1823)の附録の苗字一覧に「子子子(ネコシ)」が載っている。今はこの苗字の人はいない?

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1717年に成る『書言字考節用集』は日本語圏にはなかった漢字に対して積極的に和語を当てる性格があるのだが、力を出す意をもつ「搰」に「ホネヲリ」の和語を当てたのは中々すぐれている。他にも太鼓の音を表す「闐(音読みでテン)」を「闐々」として「ドンドン」と訓をつけている。

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@yosuga2008 @muqiho 気になって調べたのですが「今上天皇」よりも「今上」のほうが例が古いようですね。「今上」は正倉院文書から見え始め奈良時代に遡るのですが「今上天皇」と連語になったものは辞書には16世紀の『易林本節用集』に載ったのが始まりで以降これが定着したようです。尚「今上陛下」は最近の造語のようです

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閑話休題,国字「凧」は1823年刊『俳字節用集』に載るのが辞書における早い例。しかし本のタイトルでは『春霞清玄凧(はるがすみせいげんたこ)』(1767刊)、『職介凧始(やっこだこのはじまり)』(1778刊)など18世紀から使われていたらしい。

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当時の日本の言葉と表記がみられる節用集はおもしろいです。化石のようなもので。また何百年か経つときには現在の国語辞典類も歴史的に貴重な国語資料に。 twitter.com/JUMANJIKYO/sta…

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『經亮本節用集』(1554-65)掲載面白い読み
㕹(どっ)声を挙げる
信(かたみ)漢字あるんだ
䳏(つくしはと)ハトの一種?
𨦻(なた)当時の新字
上左(うわさ)噂。
漚(あわ)茶に立つアワ、らしい
䳑(あじ)カモの一種。
冂(さかやき)象形文字?
逨(さそう)誘う
砇(ゆらい)「物ノ~」とある。由来?
噏(せがむ)

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節用集をみると「入」にハクという訓が付けられているから室町~江戸時代は靴や手袋をハクとき「入く」と書くことがあったのかもしれない

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@Meng2_J 『文明本節用集』(1471頃)の「日本」から引用。“日本、日本有七種異名。磤馭盧島(ウコロシマ)・秋津島(アキツシマ)・野馬臺(ヤマタイ)・山迹(ヤマト)・敷島(シキシマ)・豊葦原(トヨアシハラ)・扶桑國(フサウコク),是也。(中略)倭國始云,野馬臺。又云,養老國,棄老國,唐則天皇后之時改云‘日本’也。”

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高校生のとき国語の先生が黒板に「鈍色」と大きく書いた。
これ読める人!というからニビイロと回答としたのを記憶しているが、この読みはポケモンで覚えた(ニビジムのポケモンイワークの体色)
後になって知ったことだが室町期の節用集等では「鈍色」を「ニブイロ」と読んでいる。実はどちらでもよい。