Twitter まぐり Magriha | まぐり(Magriha) / 2016年9月24日のツイート

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たとえばそんな関係 | まぐり #pixiv pixiv.net/novel/show.php…

4004字。2h50mくらい。早漏なのでうpしてしまった。年上らしくリードする輝気が書きたかったけど結局律に対してデレデレで女の子みたいになっちゃった

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律テルはお互いの事何となくリスペクトしてるっぽいのがいい(脳内設定)と思って書いた

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終わりーー疲れた寝る律テル思いの外楽しかった約3500字/2時間50分?律が本棚に戻した一冊の件は未回収!忘れた!以上! pic.twitter.com/AbSI2gbr1I

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ツーリングは聞いたけど登山も趣味と言っていたっけ? ピクニック程度なら良いけど、どうかな。

訂正

「分かりました。朝の七時ですね。待ってます」 pic.twitter.com/JOT1lq85mO

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挿入
「どこに行くかとかってもう決まってます?」
「え、何で?」
僕は逡巡の末、口を開いた。
「その、一応両親に伝えなくてはいけない決まりがありまして……」
「じゃあこう伝えて。安全で、空気の美味しいところです、って」
それって山? pic.twitter.com/ZXwG1Ced9D

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今日は正答率が高いな、とぼんやり思った。

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仕草をされた。僕がその手の平を見て一瞬怯むと彼は破顔し冗談だよ、と呟いた。でも僕は彼の腕に抱かれたその本の表題の一部を見てしまっていた。『手』『料』。彼の数多くの得意分野の一つがそれだっけ。
「律くん、明日楽しみにしててね。僕、腕によりをかけて頑張るから」
笑顔の彼を眺めて、

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テルさんは僕の手を離し、カードと本を持って一階に降りた。僕も後に続く。受付を済まし、本を脇に担いだ抱いた彼が舞い戻ってくる。
「何を借りたんです?」
「君にはまだ内緒。あ、無理に見ちゃ駄目」
背後に回り込んで見ようとしたが止められた。それから分かってるよね? と片手を振りかざす

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あげた。
「じゃあ、一冊だけ」
「あ、その前に片付けましょう」
結局一冊も読破出来なかった。テルさんは僕の片手をぎゅっと握ったままやけに上機嫌で、何なら鼻歌でも歌いそうなほどにこやかに本を返却する僕を見ていた。妙に大人びて達観したあなたは一体どこに隠れてしまったんですか。

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「出ましょうか。本は借ります?」
手を握られたまま席を立つ。テルさんが僕を見上げてきた。それから一度手元にある分厚い本を見て少し思案する顔をした。再び僕に目を合わした顔はやや口惜しさを湛えていた。
「今日カード忘れちゃって」
「貸しますよ」
財布から貸出カードを取り出して見せて

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落としどころを失っテルどうしよ

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「テルさん、あんまり手を撫で回さないで下さい。周囲の目が槍に変わりそうです」
この静寂が約束されたはずの空間でこんなに長々と談笑し、控えめに言ってイチャついてて大袈裟に言ってもイチャついてるのは僕達ぐらいで、小学生から老齢までの男女が奇異な目で僕達を見ていた。

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それに補導って。もしかしてされかけた事があるのだろうか。
「分かりました。待ってますね」
「うん。えへへ」
テルさんが突然、実年齢より十歳くらい下の無邪気な笑い方をした。僕の溢れんばかりの空想が聴覚にまで達した末の狂った幻聴かと思ったけど、笑顔の彼を見る限りそれは現実のようだ。

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「本当?」
「嘘なんか吐きませんよ。どこぞの大人じゃあるまいし」
兄さんもあの人のどこがいいんだか。
「じゃあ七時に迎えに行くよ」
「ええ、分かりました。――えっ、それどっちの七時ですか?」
「え? 午前だよ。午後だったら補導されちゃうし」
早。ラジオ体操かな?

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「……律くん、明日空いてるかな」
どことなく不器用な発音で僕の名を呼ぶ。何事も達者にこなす彼の弱点を意図せず見つけてしまい、僕は胸の鼓動を彼に聞かれやしないか不安だった。頷く代わりに手を握り返すと、彼はそれで察してくれた。
「デートしよう」
「いいですよ。僕も同じ事を言うでした」

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「その、り、りつ……くん」
「はい」
彼の白い肌に朱が差すのを何だか夢でも見ているような気分で眺めていた。もしかして願望が生み出した夢なんじゃないかな。
「律、くん」
彼がおもむろに僕の手を取って強く握ってきた。あ、夢じゃない。彼の握力は多分僕より強いけど、手は僕よりしなやかだ。

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彼はひどく狼狽して、何か口籠っていた。『ごめんね』? 違うか。何だろう。
「せめて僕といる時は僕の事だけを考えて、僕の名前だけを呼んで下さい」
「……僕、君の事……ごめん、そういうつもりじゃなくて……」
あ、合ってた。彼に関するクイズで初めて当たった気がする。賞品は出ないのかな。

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来た。心配そうに揺れる青い瞳。見ていると溺れてしまいそうだったので再び目を閉じた。
「弟くん、大丈夫?」
声にまで憂いを滲ませて彼は僕の背中を擦った。弟くん。弟くん。僕の呼び名にはいつも兄さんの影が付き纏う。
「りつです」
「おと、……え?」
「同じ影山ですけど僕は律なんです」

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できたので慌てて思考から消し去った。もったいない事をした気がした。空想なら僕は彼を好きに出来るのに、いつも想い描くのはあの笑顔だけで。ああでも僕はあなたの目が違う色に染まる瞬間を見てみたいんです。
「弟くん?」
薄く目を開くとテルさんが脇に図鑑か何かと思しき分厚い本を挟んで戻って

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(まさか誰にも)
肉親とは離れて生活していると本人と兄さんから聞いた。僕は上体をテーブルに投げ出して頬をつけた。ひんやりしていた。
(もっといろいろ相談してほしいのに。僕じゃ駄目なのかな。どうして)
瞑目してぐるぐる思考を巡らせる。最終的に笑顔の彼が僕の名前を呼ぶイメージが浮かん

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「僕も何か読もうかな」
テルさんが席を立った。先程のやりとりを微塵も感じさせない振る舞いで本棚の陰に消えていく。心情の隠し方はさすがと言わざるを得ない。いやこれは彼の精神の深刻な問題なのだろうけど。交際している僕にさえそれを見せないなら、誰に吐露しているのだろう。

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僕も僕で架空の人物の真似事に羞恥と後悔が襲ってきたので冗談ですよ、と言うと彼は心底ほっとした顔をした。それからはよく考えて自分の言葉で伝えてみたがやはり彼は情緒的な言葉に控えめな拒否反応を示して逃げ腰になる。その時だけ僕は彼が同年代かそれより下の女の子のように見えてしまう。

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彼の反応は予想出来ていた事ではあるけれどやはり大分心外だった。僕は彼を一度も照れさせた事がない。昔、兄さんと見たドラマの登場人物のように舌がもつれそうなほど長く甘い言葉を然るべきタイミングで伝えてみても彼はどこか他人事で、そればかりかその雰囲気から逃れようとした。

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て、僕の目から視線をそらした。
「あはは……何かついてる?」
「全世界の人間が羨むくらい綺麗なパーツがたくさんついてますね」
今度はテルさんが言葉を失って僕を呆然と見遣った。しかし目が合うとすぐに相好を崩す。
「君、冗談が言えるんだね」
僕は至って真面目に答えたつもりだったので

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少し前は僕も多分に漏れずそうだったけど、と懐旧を滲ませて微笑んだ。この彼が過去には倫理感に欠けていた? 付き合い出してから服装のセンス以外に目立った欠点を見かけないけど、彼の内側には僕の知らない死角がどれくらい点在しているのだろうか。じろじろ見ていると彼は居心地が悪そうに頬をかい

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「へえ、そっか。真面目だね」
僕から見たら彼のほうがよっぽどそれに近いけど。
「僕の所はそういうの無いからな」
そう言って彼は右斜め上に視線をやって若干気まずそうにした。何かを思い出しているのだろうか。
「生徒会が、ですか。それとも犯罪そのものが無くて平和?」
「いや、倫理がね」

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の行き先が八割方決まった気がする。目頭を揉んでいるとテルさんが身を乗り出して僕が適当に開いて放置していた本を覗いてきた。
「色相環……? 弟くん、絵を描くの」
「いえ、僕は描きませんけど、副会長……生徒会で犯罪抑止のポスターを作る事になって、どんな色が目を引くかなって。参考です」

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何だこのえげつないほどのハーモニーの欠如は。絶句しているとテルさんは僕の隣の椅子を引き、腰を下ろした。ああ出来れば見ていたいのはマシなボトムのほうなのに。いけない。これ以上シャツの柄を見ていたら頭痛がしてきそうだ。僕はテルさんに気付かれないよう、やや体を反対に傾けた。今度のデート

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ん、と笑みを湛えながら言うつもりで僕は愛しい彼を視界に収めようと振り向いたのだが、そこで目にした光景に思わず息を飲んだ。深遠と色消とをミキサーにかけてその上澄みを柄にしたかのような、思わず笑みも引き攣る長袖のシャツと秀麗な彼にしか合わないような細めのボトム。

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読書を続けていると、肩を叩かれた。振り向くまでもない。彼だ。
「や、弟くん!」
こんなに物柔らかに僕に触れるのは兄さんを除いてこの人しかいない。僕とさほど大きさの変わらない手の平の温もりが僕の引き締まった表情筋をゆっくり解していく。
「怒ってる? 遅れてごめんね」
「怒ってませ」