Twitter TOMITA_Akio Prokoptas | TOMITA_Akio (@Prokoptas) のツイート

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そして
イシス:シストラム σεῖστρον(図。これの説明はプルータルコス『イシスとオシリス』376Dにある)
これらの楽器の共通点にすぐ気づくはずである(アポッローンの竪琴も、もとは一弦琴であった)。 pic.twitter.com/F21UvZWGTI

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「音を含めてすべての波動は強力な創造力であるので、すべての創造神は適切にも楽器を持っている。
パーン、アッティス:羊飼いの笛
太母神キュベレー:タンバリンとシンバル
アポッローン:竪琴
……それぞれが異なる段階の創造性を表している」(ゴドウィン) pic.twitter.com/aDNZC6qo0j

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28(宿)から12(宮)へと整序される過程で失われたものは多い。最たるものは「音」であろう。「彼女〔月〕は吠え、唸り、シューシューいい、そして怒鳴る……このような動物象徴のさらなる痕跡は、ミトラとイシスの秘儀に見出される」。
S. Weinstock,
bit.ly/2OdAp6W pic.twitter.com/wA7F632qD9

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Weinstock が採りあげるのが魔術文書である。「セレネーの髪は蛇たちに取り巻かれ、彼女は牛のように唸り、彼女の身体は蛇の鱗で覆われている。あるいは、彼女の顔、眼、そして声は牝牛のそれ、彼女は犬のように吠え、ライオンに側を守られ、狼のような足首を持っている、等々」 pic.twitter.com/a7iqPzodUc

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獣帯の12宮は、もともとは月宿に由来し、月宿は、本来、みな神的な動物で表象されたことは認められてよいであろう。「太陽と月は同じ象徴で表現されうること、月のそれはより早かったこと、それらはもともとはみな獣であったことをわれわれは観察した。なぜ獣たちなのか?」。 pic.twitter.com/GOFoxGZ0Iv

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「器物のセット」は「肝臓占い」に淵源するのではないかと云われる。「肝臓の各部位には、「遮眼帯…」「小道…」「坩堝…」「強力…」「宮殿の門…」「玉座の基礎…」「親指…」「利子…」などの独特の名称がつけられ、それらの形態や色が占いの観察対象とされた」(月本昭男) pic.twitter.com/T63pGELD8q

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獣帯 ζῳδιακὴ ζώνη ないし獣帯星座 ζῴδιον(つまりsign)といいながら、野獣だけでないのは、「動物のセット(animal-set)」と「器物のセット」と「人態(神は己に似せて人を創り、人は己に似せて神を想像する)セット」との3つが融合したのであろうということは想像がつく。 pic.twitter.com/RSaV9hWMLK

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また、「神話によると、アヌビスはオシリスのばらばらに切断された体を再び組み立てたとされ、防腐処理の発明者、「ゼフの幕屋の主人」として、防腐処理を行う神官たちの守り神となった。彼らはアヌビスに加護を祈り……アヌビスの犬の頭を思わせる仮面をつけた」。 pic.twitter.com/ll3fYAtnB1

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アヌビス(エジプト名インプ)は、「犬たちが砂漠の墓地をうろついているのを見て、あらゆる墓所の最高の守護者である神犬という概念」からうまれたとされる(『エジプトの神々事典』)。そこから、死者を導く霊魂導師 ψυχοπομπός として、霊魂の計量の場面にも登場する。 pic.twitter.com/4zqR1uGt7Y

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つまりは、すべて死の世界に収斂するということでもある。オルトロスが2つ頭の黒犬というのも、四つ目の黒犬が嫌忌される理由もそこにある。「「主殺し」といわれ、この種の犬を飼う家は葬式を出すといわれたものである」(井本英一『死と再生』)。
こんなにかわいいのに…… pic.twitter.com/5ltHWRRsJo

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このオルトロスὌρθρος を狼星シリウスとしたグレイヴズの指摘は興味深い。シリウスのheliacal risingは地中海地方では1年の(つまりは種播きの)始まりを意味したのみならず、エジプトではシリウスはイシス(つまりは「冥界」の王オシリスの配偶者)の星でもあった。 pic.twitter.com/zPW0GIYR1t

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テューポーンとエキドナの近親相姦によってオルトロス、レルネーのヒュドラー、キマイラなどが生まれ、オルトロスは母と交わってテーバイのスピンクスの父となった。
このオルトロスは2つ頭の黒犬で、ゲーリュオーンの番犬であったが、哀れ、ヘーラクレースに射殺された。 pic.twitter.com/jaln6RvMgZ

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このような合成獣の系譜を詳述することにあまり意味は感じられないが、(ヘーシオドスによれば)タルタロスはアイテールとガイアの子であるが、母と交わってギガースたち、テューポーン(左)、エキドナ(右)をもうけた。 pic.twitter.com/K6ez0OkgZG

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これらの動物を馴らすことによって「王は野獣に支配されていた季節に対する支配権を獲得したのである」(グレイヴズ123章註1)。
これらの動物と獣帯星座の動物とがどう関連するのか、また、東方の十二支の動物たちとはどう関連するのか、未解決の問題は山積している。 pic.twitter.com/Whtp44ZHC8

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しかし四元素論の普及とともに、季節も4季に分けられるようになった。この場合は
①牡牛・牡羊・獅子・蛇(オルペウス断片6「パネース」
bit.ly/2TZTo4W
参照)
②牡牛・獅子・鷲・天使(これはエゼキエル第1章の幻視)
③牡牛・獅子・蠍・水蛇(分点と至点の4星座) pic.twitter.com/qA9NCoVOPR

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しかし、これはヘカテーの零落の結果であり、「ヘカテーはもともとは、天上でも地上でもタルタロスでも最高の地位を占める古い三面相の女神であったらしい〔これはヘーシオドスも証言している〕。……犬の頭というのは例の狼星シリウスのことである」(グレイヴズ、31章註7)。 pic.twitter.com/2BvOwuxESj

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③獅子・馬・犬。グレイヴズによればこれが「ヘカテーの頭」というが、これには異論もある。例えばカルターリ『西欧古代神話図像大鑑』では、右側が馬、左側が犬、「三つ目は粗野な男のようと言う者もあれば猪頭という者もあるが、おそらくは後者の方が……ふさわしいだろう」。 pic.twitter.com/LBq4c1SIJH

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②はエウリーピデースによればディオニューソスの季節による変化である。「牡牛、あるいは多頭のドラコーン、/あるいは炎を吐く獅子の/形をとって、姿を現したまえ。……マイナデスの群れの手に落ちた男に、/微笑みを満面に浮かべつつ/死の罠を巻き付けたまえ、バッコスよ」 pic.twitter.com/AfkFN6bXRN

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つまり、グレイヴズの云う「1年2季節」説は妥当性を持っているわけだが、一般的には、古代希臘は3季節とされる。そこに割り当てられる動物として
①獅子・山羊・蛇(図)
②牡牛・獅子・蛇(冬に蛇として生まれ、春に獅子となり、夏至のころ牡牛として殺され、貪り食われる) pic.twitter.com/yuy0WLWlSv

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「ヨーロッパの冬の等高線は南北に走り、夏の等高線は東西に連なる。このことはギリシアとかバルカン半島が……海洋性気候から大陸性気候への移行地帯であることを示している。したがってギリシア周辺の諸地域は……夏は特に暑く、冬はかなり寒い」(岩片磯雄)。 pic.twitter.com/8dR4ybO2AB

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「聖王が野生の動物を相手に祭式によるたたかいをすることは、ギリシア、小アジア、バビロニア、シリアにおける戴冠の祭式の次第にはかならず含まれていた。その場合、それぞれの動物は一年の一季節をあらわしていた」(グレイヴズ)。
野生動物の頂点に立つのが獅子であった。 pic.twitter.com/JNd2xd7jwd

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グレイヴズが、1年を、至点を境に二分する暦を東方系、分点を境に二分する暦を北方系とする根拠は不明だが、例えば淮南子・天文訓では、月々の新月でも、陰暦2月と8月(つまりは昼夜平分日)の新月を重要視する。表中にある「門」とは、「事物の必ず通過する要所」の意。 pic.twitter.com/Qc8NKdyAHJ

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アドーニスの所有をめぐって、1年を二分するのか三分するのかの根拠がここにあるが、決定権をアドーニスにも認めたカリオペーの主宰する下級裁判の判決は、みごとに民主的であったといえよう。しかし、「アプロディーテーは、卑劣にもこの判決を守らなかった」(グレイヴズ)。 pic.twitter.com/6ZaK6LW1lJ

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「この暦年は、ギリシアではやがて一年を二期にわかつ暦年に席を譲った。スパルタやデルポイでは、夏至と冬至を境にして二分する東方系の暦年に、アテーナイやテーバイでは、春分と秋分を区切りとして等分する北方系の暦年に」(グレイヴズ『ギリシア神話』邦訳 18章註6)。 pic.twitter.com/ynC7a4HAYZ

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希臘では、女神の聖年がそれぞれ獅子と山羊と蛇の統べる三期に区分されていた時代があった、とグレイヴズは云う。初期の象徴である獅子は誕生の女神スミュルナーの霊獣、中期の象徴である山羊はアプロディーテー、後期の象徴である蛇は死の女神 ベルセポネー の聖獣であったと。 pic.twitter.com/AYZjtgzi1X

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こういう大女神に仕える巫女の添え名、それが「聖なる処女」であった。その務めは、「性崇拝によって太母の恩恵を分け与えること、病を癒すこと、予言すること、聖なる踊りを踊ること、死者のために涕泣すること、「神の花嫁」になることであった」(B・ウォーカー)。 pic.twitter.com/GA9Ou7a7Z0

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太女神が若き情人をもつことは繰り返し言及してきた。
シュメールのイナンナに対するドゥムジ、
アッカドのイシュタルに対するタンムーズ、
プリュギアのキュベレーに対するアッティス、
そして、希臘のアプロディーテーに対するアドーニスである。 pic.twitter.com/kO3H3ni8I1

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赤いものは他にもある。レバノンの山並みは「標高1800メートル、南北200キロメートルにわたる連綿たる山波であ」る。雨期には雪解け水とともに涸れ谷を一気にくだる。「川の水が血に染まるのは、アドニスが獣の牙にかけられて流す血のためである」(『レバノンの白い山』)。 pic.twitter.com/vBNx21EI2r

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Ἐρυθρὰ Θάλασσα (紅海)とは、もとは今日の紅海からインド洋までも含んだ海域を指した。理由は諸説あるが、エジプト人たちが自分たちの国土を「黒い地方」と呼んだのに対比し、リビア、アラビアを「赤い地方」と呼んだ故とされる。
砂漠の土は赤い。これも酸化鉄である。 pic.twitter.com/SRByAfZYh4

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ロセッティ「受胎告知」。
処女の語義変更を企てたのが基督教である。"ἄνδρα ου γινώσκω"「わたしはまだ男を知りません」(ルカ1,34)。「こういう露骨(?)な表現を「聖書」では避けたいと思った口語訳の気持ちはわかるが、そう書いてあるものは、そう訳さないといけない」。 pic.twitter.com/QBrIL8vuCn