Twitter ひとひら言葉帳 kotobamemo_bot | ひとひら言葉帳 (@kotobamemo_bot) のツイート

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あなたと眠るとどうして夢を見ないのだろう 魂が消えてしまったようだ /林あまり

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どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸のために私の体をおつかい下さい。/宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

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ひぐらしのあらしのなかをゆっくりとわたしはひらがなのあしどりで /笹井宏之

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正しいね正しいねってそれぞれの地図を広げて見ているふたり /兵庫ユカ

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あらしのあとの雲の間に すさまじいさまに 月ののぼるのを見て私は思ふ われ等の戀(こい)の深さを語るに ふさはしい言葉のはや世にないことを /堀口大学「沈黙」

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旧姓を木の芽の中に置いて来てきみは小さくうなづいてゐた /田村元

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アメリカンチェリーの果汁しみるごと美(は)しき依存をしてみたき夏 /中畑智江

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大ざつぱで無意味で その場かぎりで しかし本當(ほんとう)の 飛びきりに本當の唄をひとつ いつか書きたい。神さまが雲をおつくりなされた氣持ちが 今わかる。/佐藤春夫「或詩人の願ひ」

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青い瞳は動かなかつた、――いまは動いてゐるかもしれない…… 青い瞳は動かなかつた、いたいたしくて美しかつた! /中原中也「夏の朝」

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ミルクと水の次に口にしたものはなんだったろう。夏のまん中に生まれたから、西瓜か桃をつぶした露だろうか。ひとさじひとさじスプーンにのせて /片山令子「つめたいお皿」

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夕空は折り畳まれてきみの目に入つて涙にも火にもなる /藪内亮輔

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はなをみているとどうしていいかわからない はなびらをくちにいれてかむと かすかにすっぱくてあたまがからっぽになる /谷川俊太郎「はな」

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雨降れば雨の向こうという場所が生まれるようにひとと出会えり /小島なお

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@bukko1017 うつくしいものの話をしよう。いつからだろう。ふと気がつくと、うつくしいということばを、ためらわず口にすることを、誰もしなくなった。そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。うつくしいものをうつくしいと言おう。/長田弘「世界はうつくしいと」

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何てやさしい部屋だろう。壁も窓も天井も床も、全部が私を見守ってくれている。目をあけなくてもわかる。感じるのだ。ここが私の場所だ。/江國香織「きらきらひかる」

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起き抜けの路面電車が海を渡るのを見たんです。(いつのまにか街から消えてしまった路面電車は、象が象の墓場を探すように、きっと海を渡っていってしまったのだろう)/松本隆「『風街』のための素描」

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あした世界が終わる日に 一緒に過ごす人がいない あした世界が終わる日が 今日なら蝶のアロハシャツ 汗ばむような陽炎の 駅であなたと出逢いたい /穂村弘「あした世界が終わる日に」

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青空を仰いでごらん。 青が争っている。あのひしめきが静かさというもの。 /吉野弘「争う - 静」

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真夏日の螺旋階段なかばにて君という鮮烈なダメージ /松野志保

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行っても行ってもまだ遠く光ってみえる美しいものを追って飛ぶ、くじゃくの姿を描いてみたかったのです。そして憧れる事と、ほろびる事が、時には表裏一体となる事を、書いてみたかったのです。/安房直子