Twitter 高畑耕治 詩bot「い」 kouji_T_bot_i | 高畑耕治 詩bot「い」(kouji_T_bot_i) / 2019年2月16日のツイート



だれも助けてくれなかった
子どもの
こころの
さけびの痛み
さかれた
傷口をも
かならず

いやすことの
できるというやさしいあの


いつかどこかであの子に
咲いてくれますように



#高畑耕治

詩「 花を 」

さがしても

みつけられない
無色無感情に凍える
この季節には

葉のない枯れ枝
茎のない草の根に
学び
芽も茎も葉もまだ
なんにもなくても
待っている
種子に宿るうつくしい
花のそばに息をひそめ
いこわせてもらおう

愛することができますように



#高畑耕治

詩「 悲しい記憶 」

悲しい記憶ばかりのよのなか

にくみ

けど

大切なひと
生きた
愛するあなた
いまいる

愛しく

すて
られない

*ルビ 

愛しく: かなしく

「 悲しい記憶 」( 了 )

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詩「 麦の秋 」

ゆれるゆれる

麦の穂
まぶしい夕陽のひかり
まぶされなおさら

きんのうた

そまるゆれる

  こだま


あなたの稔り

秋の記憶
あざやかに蘇り

「 麦の秋 」( 了 )

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詩「ちっちゃな羽ばたき」

さつき花びらうすももの
くぼみのおくおとづれ
つつまれてくちづけ

蜜すう蜂
みつけたよ

ひそやかに
ひつようとしてされて
花と蜂

なりたいとおもった
うすもものあなた恋う
あのちっちゃな
羽ばたきに

「 ちっちゃな羽ばたき 」( 了 )

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  こだま

いまのおくにの
おえらがた
どんかんぐどん
うそまみれ

しよくばかりの
ひとでなし
けだものだもの

*ルビ 

他人: ひと

「 うそ 」( 了 )

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詩「 うそ 」

いじけたこころ
うそに
びんかん

他人の痛みさえ
かんじることばかりが

生きてる
ひとのあかしだもの

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詩「 がまん 」

わたしにできるのは
わたしがしたいのは
あなたを思い
愛することだけ

大好きな
大切なものに
こころ注ぐことだけ

そのためになら
あとのことみな
がまん
する

「 がまん 」( 了 )

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詩「 うぶごえと 」

わたしのこころ
詩の精がやどってくれたなら
想いの胎盤
へその緒とおして
かよういのちに
わたしをそそぐ

そだって
うまれて

ねがいの海になる

わたし
うまれかわる
あたらしい
うぶごえと

「 うぶごえと 」( 了 )

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詩「 かなかな 」

日暮れどき
かなかなかなかな
こころに沁みて

木の間から
夕暮れお空も
染めて
哀いろ

かなかな愛しく
わたしもないた
お空へないた
あなたへないた

*ルビ 

哀いろ: あいいろ。
愛しく: かなしく。

「 かなかな 」( 了 )

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遠く離れ
そっくりな栗
不思議に
生きて
わたしのこころも
栗のよう

「 栗のうた 」( 了 )